この四月、龍ペッチは「すみれ組」年中さんになりました。
年中になってすぐの出来事です。
保育所に龍ぺっちと、一ちゃんをお迎えに行った後に、
仲良しのお友達のお宅に伺う予定だったある日の出来事。
帰る用意をする靴箱の前でのやりとりでした。
遊ぶ約束をしていたお友達に「キモいから遊ばへん」と言われたのです。
私はとってもビックリして涙が出そうになりました。
その場にそのお友達のお母さんもいて、同じようにとってもビックリしてすぐに彼を叱ってくれました。
私は「そんなつもじゃないやろうからいいよ、いいよ。」と焦って何とかその場を取り繕いました。
約束どうりお友達のお宅にお邪魔して、楽しく遊び自宅に帰りました。
何も無かったかのようにいつもと同じように龍ペッチを寝かせた後、「キモい」の一言が頭をグルグル回り私は辛くて仕方ありませんでした。
あの時「何がキモいの?」と聞いた母親に彼は困って「・・・臭いから」と返答。
龍ペッチをクンクンと嗅いで「臭くなんかないやん!!」と母が言い返している一部始終を、私はじっと見て何も言えずにいました。
「キモい」も「臭い」も十分にイジメにつながる一言であること。
言い返さない私が育てている龍ペッチは、言い返せない子供に育つということ。
私は姉に教えられました。
「そんなつもりじゃないやろうから・・・」と取り繕った事を恥じました。
翌日、私はお友達のお母さんに、辛かった事そして私も変わらなければいけないと気が付いた事など自分の思いを伝えました。
その夜、お友達のお父さんからシゲっちに丁寧に電話を頂戴し、今回の出来事は一段落したかのように思われました。
その二日後の夕飯時、龍ペッチとお話していたら今日も「キモい」と言われたと言うのです。
その場で言い返せなかった事を聞き、私は夕飯の途中でしたが、すぐに電話をかけ直接お友達に「言わないで欲しい」と龍ペッチに伝えさせました。
簡単に一言で終わると思っていた一本の電話でしたが、龍ペッチは
私が話していた内容をつなげて「そんなん言われたら悲しい気持ちになるから・・・」などと気持ちを伝えようとしたのです。
私が最初に言われた時にあの時に、手本を見せて言い返す姿をみせてあげればマネが出来た事だったんだと気が付きました。
良い事、悪い事がいつの間にか理解でき、いつの間にか感情が育ってきているこの年齢だからこそ起きた出来事だったと思います。
電話の後少しして、「何であんな事、言っちゃったんやろうなぁ」とつぶやいた私に
龍ペッチは「龍がキモいからやろ・・・」と返答。
私は涙が込み上げてきて、思わずぎゅっと龍ペッチを抱きしめました。
「そんなこと無い、優しいし、かっこいいし、すぐに言う事もきけるし・・・・」っていっぱいいっぱい褒めました。
私の涙を自分のパジャマで拭ってくれた龍ペッチを、私は強い子に育てたいと心の底から思いました。
又その夜、電話をもらいお友達のお母さんとにユックリ話しました。
とっても仲が良くて私は彼女が大好きです。
「ごめんね・・・ごめんね・・・」と涙を流し謝ってくれる彼女。
私が流した以上に彼女は傷つき苦しんでいるのが声のトーンで伝わります。
この先、子供達が大きくなるにつれ益々言葉の意味や暴力に出合うことでしょう。
その時その時に立ち止まり、乗り越えていく事に意味があるのだと思います。
仲良しのお友達じゃなかったら、「そんなん言う子と遊ばんとき」なんて言っていたかもしれません。私達一家だけでなく、お友達一家もとっても辛い思いをなさいました。
でも、子育てにおいて今回の出来事はとてもいい経験だったと思うので記事にしました。
自分の気持ちをちゃんと伝えると言った龍ペッチ、今朝はいつもより少しお兄ちゃんに見えました。
そしてもう言わないと約束してくれたお友達も、今朝はいつもより少しお兄ちゃんに見えました。
ケンカしながらぶつかりながら大きくなっていく2人は親の心配も裏腹に、保育所でニッコリ笑いあって今日もケンカをしながら遊んでいました。
出会えて良かったと、お友達になれて良かったと、心の底から思います。
心の成長が見られる「すみれ組」こうして始まりました(*^_^*)
長い記事をお読み頂いて有難うございました<(_ _)>
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